| 来歴 |
| 交配組合せ 「水稲藤坂2号」×「水稲農林1号」
交配年次及び場所 昭和21年農林省農事試験場 東北支場(現東北農試栽培第一部) 育成地 (F3より)農林省古川農事改良実験所 引続き宮城農試古川分場 系統名命名年 昭和29年2月 東北63号 現世代 F12(昭和33年度) |
| 形態的特性 |
| 短稈である。 稈長は短く農林1号や藤坂5号より幾分短か目である。
穂長は稍短い。略農林1号程度で藤坂5号よりも短かい。 穂数は稍多い。偏穂数型で農林1号程多くはないが藤坂5号や陸羽132号よりも多い。 芒及び?先色 無芒で?先色は紅色である。 粒着は密で脱粒難粒は稍大粒で藤坂5号や陸羽132号よりも大きい。 |
| 生態的特性 |
| 早晩生、極早生の種類に属し藤坂5号より1~2日遅目で農林1号よりは1~2日早目のものである。
収量、農林1号、陸羽132号、藤坂5号と比較して略同じか若干上る程度で早生としては多収である。 耐病性、いもち耐病性は、葉、首、共に稍強く藤坂5号の様な首いもちのかかる心配はない。菌核紋枯病に対しては強くない。 耐冷性、稍強。大体藤坂5号の耐冷性をもつものと考えられる。トワダの如く障害型不稔を起す心配はない様である。 稈の強さは強 強稈で藤坂5号には稍及ばないが他品種に比し強い。 感光性は鈍感である。大体ハツニシキに近い鈍感さである。 品質は中位、陸羽132号と比較して若干劣るかも知れないが藤坂5号等に比較すればそれよりよい。 |